機械式腕時計を使用する際の注意点

機械式腕時計は金属製の歯車・ゼンマイ・バネなどが使用されている精密機器なので、使用の際の注意点がいくつかあります。そこで、機械式腕時計を使用する際の注意点・操作に関する注意点をお伝えします。

機械式腕時計（自動巻き時計・手巻き時計）に限らずクォーツ腕時計などほとんどの腕時計は磁気を帯びると故障の原因になるので、磁気の発生源になるノートパソコン・スマートフォン・テレビ・ステレオなどの上に置かないように注意します。

防水機能付きの機械式腕時計でも、熱に弱いので腕にはめたままお風呂に入ってはいけません。フェイスの内側に水滴が生じてしまい、故障の原因になることがあります。強い衝撃にも弱いので、スポーツをする際は外すことをおすすめします。

24時間毎に日付が切り替わる機械式腕時計は、31日まで切り替わる仕組みなので日付を合わせるための作業が必要です。

夜の0時に切り替わりますが、夜20時から朝4時の間に切り替えが行われています。そのタイミングにリューズを操作すると無理に調整することになってしまい、不具合・故障を引き起こしかねません。

リューズの操作は、夜20時から朝4時を避けて行うことをおすすめします。また、時刻を反時計周りに操作すると、部品の破損・劣化の原因になるのでご注意ください。